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【京都】接見中に撮影で対立 弁護士会と京都拘置所

2011年3月1日

京都拘置所(京都市伏見区)の接見室で、弁護人が公判で証拠とするため被告の写真を撮影したことをめぐり、拘置所と京都弁護士会が対立している。撮影禁止を定めた明確な法律はない。拘置所はプライバシー侵害や証拠隠滅につながる恐れがあるとしており、弁護士会は「憲法の保障する秘密接見交通権の範囲内だ」と反発している。
京都弁護士会の遠藤達也弁護士は過去二回、公然わいせつ罪に問われていた60代の被告をアクリル板越しに撮影した。被告は無罪を訴えており、被害者の「犯人の歯が2本抜けていた」という供述に対し、身体特徴と合致しないことを証明するためだった。この写真は京都地裁に証拠採用されている。
立命館大法科大学院の浅田和茂教授(刑事法)は、国の通達による拘置所の対応に理解を示しつつも「刑事訴訟法にも刑事収容施設法にも禁止規定がなく、撮影を制限する根拠にはならない」と指摘する。その上で「弁護人は事前に拘置所に撮影を通告し、阻止されれば裁判所の判断を求める方法もあった」と話す。

※引用元
2011年2月27日 京都新聞
接見中に撮影で対立 弁護士会と京都拘置所

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